強迫性障害改善編② 病院変更&お薬増やしました
症状の改善を決意したぴーすけがまずやったのは病院の変更でした。
もともと通っていた病院だと5-10分診療が定常化しちゃっており、
何となく話しにくいと感じていたんですよね。
当時引越しをしていたこともあり、
「住居の近場の病院に変更したい」と言うのを表向きの理由として紹介状を書いてもらいました。
新しい病院を選ぶにあたってポイントにしたのが、
“強迫性障害の治療をアピールしているか”です。
市内に心療内科の病院が10件ほどあるのですが、
ウェブサイトで治療対象の症状に強迫性障害の内容を書いてある病院は1件だけだったので、そこに決めました。
結論を言うとこの変更は“当たり“でした!
完全に聞きに徹する先生ではなくて、所々質問してくれて話しやすかったり、
強迫性障害の症状の構造的なものを説明してもらえたりしました。
(この辺については次回まとめようと思います。)
曝露反応妨害法についても説明頂けました。
(曝露反応妨害法については、診療時に目標決めして宿題としてやってくるスタイルでした。)
また飲んでいたルボックスについて、
強迫性障害の場合、うつ病で一般的に使われる量よりも増量することで効果が出るとの知見をお話ししてもらい、
との提案を受けました。
僕は特に抵抗は無かったので二つ返事でOKでした。
これでルボックスを今までの150mgから300mgまで順次増やしていきました。
(その後エビリファイ1mg追加。)
このルボックス300mgというのは保守的な心療内科の先生だと抵抗があるようで、
このしばらく後に転勤で別の病院に通う機会があったのですが
「300mgも飲んでるの!?」と怪訝な顔をされました。
強迫性障害に知見のある先生だからこそ頂けた提案なんだと思います。
この増薬により、こんな感じだったのが↓
こんな感じになりました↓
強迫観念がなくなるわけではないのですが、
強迫行為を急かすようなトゲトゲしさなくなった感じです。
こうなってくると精神的余裕が出てきて、
暴露反応妨害やってみてもいいかなと思えてきたり、
「あっ、この感じ強迫観念だな」と強迫観念が湧いてきた自分を
距離をおいて見れるようになったのが発見でした。
薬については皆様各人のスタンスがあると思います。
僕の場合、飲んでる薬との相性が良いこともあり、
飲むことで余裕が出る(仕事の負荷が大きい時でも症状が出にくくなる)なら
飲み続けようと言うスタンスでやってます。
もちろん生命保険だったり住宅ローンの団信とかのデメリットはありますが、
結局は何を優先させるかでしょうか。
女性の場合は妊娠や授乳を考えていたら断薬もしたほうがいいかも
といった考えもあると思いますし。
この辺も話し合って共有できる先生が良いですよね。
それでは。