離人症・強迫性障害を抱えての大学受験② 〜字の書き直し・携帯が気になる〜
前回に続き大学受験編その2です。
強迫性障害っぽい症状が2つほど出ていました。
プレッシャーのかかる状況ほど症状がでやすいんですよね。
一つ目は字の書き直しです。
特に試験の回答の時ですが、
採点者にちゃんと読んでもらえるか、
字がおかしいと判断されて不正解とならないか、の不安でした。
“4”を書く時に頭をくっつけるかどうか悩んだり、
離す場合はどの程度離すべきか書いて消して書いてを繰り返す。
数学の変数の表記に使う筆記体が納得いかなくて繰り返し書き直す。
といった症状がありました。
ただ、書き直しだけで試験時間一杯使ってしまうレベルではなかったので
まだ軽度な方だと思います。
それでも、もやもやした不安を抱えながら試験をするというのはストレスでした。
もう一つは、こちらも特に試験の時ですが、
“携帯の電源がオフしたかが気になる”でした。
字の書き直しよりもこちらの方が厄介でした。
書き直しの方は“書き直す”という対処ができるので、
(一時的には)不安な状態を落ち着かせることができるのですが、
試験中に携帯を見るわけにはいかないので、
不安が膨れ上がっていく傾向がありました。
不安が膨れ上がってしまうとパニック状態になってしまい、
先回紹介した字が読めない症状がでたりしていました。
流石にまずいと思いぴーすけ が対策したのは・・・
携帯の電池パックを外してズボンのポケットに入れておき、
不安になった時は電池パックを触るというものでした。
(もちろんガラケーです。)
電池パックがここにある→携帯の電源が入るはずがない、と不安を打ち消していました。
あからさまに触りすぎると怪しまれるので、ポケット越しに触っていました。
色々ありましたが、なんとか目標変更後の大学には合格しました。
しかし離人症・強迫性障害の症状は続きます。
ぴーすけを待っていたのは華やかには程遠い大学生活でした・・・
次回大学生編です。
それでは。