症状① 確認強迫

2019年10月21日

僕の強迫性障害の症状は大きく分けて4つあります。
①確認強迫
②洗浄強迫
③溜め込み強迫
④加害恐怖
です。

今回はこの中で一番症状がしつこかった①確認強迫について、
実際の強迫行為の状況を紹介したいと思います。

確認強迫ドア

まずは、戸締り確認にめちゃくちゃ時間がかかるようになりました。
(玄関のドアだけで、15〜20分くらい。)
閉まっているんだけど、閉まった実感が得られなくて、
何度もノブを回しては引いてを繰り返します。

この時、頭の中では
“泥棒に入られる→踏みにじられる日常生活→一家破滅”
の恐怖がどんどん膨れ上がって一種のパニック状態になっています。
このため、“ドアが閉まっている”と言う情報が
脳に正しく認識されない感じでした。

実感を得たいがために、あまりに強くドアを引くので
奥さんに「壊れるよ」といっつも言われていました。

後、「ちゃんと閉まっているよね?」と奥さんにめっちゃ聞きました。
当たり前のことをあまりに頻繁に聞くので、
最初はギャグかと思われていました・・・。

現在は、1・2回ドアを引くくらいでその場を離れられます。
その後、もやもやとした恐怖感も続きません。
ただ奥さんに言わせると、ドアを引く力は相変わらず強いみたいです。

確認強迫たち去り際

後は、飲食店や休憩後にスッとその場を立ち去れませんでした。
何か落し物がないかめちゃくちゃ確認します。

飲食店だと人の目があるので、
限られた時間でスピーディに確認していました。
(でも強迫観念は消えない・・・)

時間がかかる場合は、ポケットを触りながら
「あっれ〜、おかしいな〜」的な演技をしながら、
頃合いを見てカバンを触って
「ここにあったのか〜」的な顔をして立ち去ります。

現在は、1回ザッと見ただけでその場を離れられるようになりました。

以上、確認強迫の強迫行為について紹介しました。
ちなみに強迫観念の方についてはあまり述べませんでしたが、
酷い時は一日中不安状態で、睡眠も阻害され、気が狂いそうでした。
この辺についても、また別の機会に記事にできればと思います。
(強迫観念と強迫行為については
 こちら→強迫性障害について | 武田病院 を参照ください。)

それでは。

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強迫性障害

Posted by ぴーすけ