離人症・強迫性障害を抱えての大学受験① 〜字が読めない!〜
ぴーすけ の過去編、次は大学受験です。
一番困ったのが“字が読めなくなる”症状でした。
正確に言うと、一文字一文字は認識できるのですが、文として意味を理解できない。
気持ちを落ち着けて十数回くらい反復していればなんとか意味が掴めるようになる状態でした。
全く読めなくなったわけではないのは幸いでしたが、それでも受験生にとっては致命的でした。
5-6時間勉強しても問題集1ページ進むかどうか。回答・解説を理解するにも時間がかかる。
もちろん模試でも回答スピードが全然足りず、わかるわからないの以前に空欄ばかりの状態。
というわけで、当然学力が落ちました。
当初志望していた大学から、難易度を落とした大学に目標を変更することに。
それでも合格するかは微妙なラインでした。
それが高校3年生の夏の事でした。
その後も悪化してしまうのでは・・・と不安だったのですが
文節ごとに区切りチェックを入れたり、名詞に丸をつけたりとかの工夫で
ちょっとずつ改善していきました。
この調子なら目標変更後の大学は合格するかもと思われた矢先、
別の症状がでてきます。詳細は次回に。
それでは。